浜岡原発の審査申請取り下げ検討 中部電力、調査委の報告書受領

 中部電力が、浜岡原発(静岡県御前崎市)3、4号機の再稼働審査申請の取り下げを検討していることが11日分かった。耐震設計に関わるデータ不正操作の問題は、調査委員会から、報告書を受領したと同日発表した。14日に林欣吾社長が名古屋市で記者会見して説明する。動機や組織的な関与、経営陣の進退判断が焦点になる。

 中部電は1月5日に不正を公表し、委員会を同日付で設置していた。中部電は「強い不信を招いていることについて、改めて心より深くおわびする」としている。

 不正は再稼働審査を巡り、想定する最大の揺れ「基準地震動」を決める際に起きた。中部電が原子力規制委員会に3月提出した報告書によると、計算条件を変えた20の地震波から最も平均に近い1波を「代表波」にしていると審査で説明していたが、実際は意図的に代表波を選び、つじつまが合うよう残りを決めるなどしていた。

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