香川県立アリーナが最優秀 ユネスコのベルサイユ賞

 香川県は5日、今年2月に開館した県立アリーナ(高松市)が、世界の優れた建築物やインテリアを表彰する国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「ベルサイユ賞」アリーナ部門の最優秀賞に選ばれたと発表した。県によると、同部門での最優秀賞は国内初。

 ベルサイユ賞は2015年に創設。美術館やホテル、アリーナなどの8部門で「世界で最も美しい」建築を毎年表彰している。

 県立アリーナは建築ユニット「SANAA」が設計。JR高松駅前の瀬戸内海に面した広場に立地し、メイン、サブの各アリーナと武道施設の三つの建物をなだらかな曲線の屋根でつないでいる。

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