「北中米W杯・1回戦、日本代表1-2ブラジル代表」(29日、ヒューストン)
サッカー元日本代表・本田圭佑がNHK-BSの中継で解説。16強入りならず、落胆の色をにじませた。
後半アディショナルタイムに勝ち越し点を許すと、約15秒ほど絶句。「いやあ…」と動揺隠せず「とりあえず小川さん出せ。うん、出せ出せ」と切り替えようとしたが「あと何分すか?1分くらい?いやあ、もう何なん…」と、思いがこぼれた。
奇跡を信じて「1分しかないけど、いこう小川さん。ワンチャンワンチャン」と鼓舞し続けたが、試合終了。声を絞り出し「悔しいけど…よくやりましたよ」と、選手をたたえた。
思いはひとつだった。日の丸を連想させるド派手な赤のジャケットで登場。ブラジルとの大一番に向けて、「もう遅かれ早かれ対戦しないといけない相手。ジャイアントキリングを起こしてほしいなと思います」などと語っていた。
前半30分、カウンターからMF佐野が持ち込んで、そのままミドルシュート。先制に成功すると「スーパーですよ!ワオ!1にワオ!2にワオ!3にワオです。4?ワオ!」と興奮。一進一退の攻防が続くと本田節もヒートアップした。前半44分に鎌田がイエローカードをもらうと「これ嫌なイエロー!ちょっと水飲みます。水も足りひんし、2022年を思い出させる立ちくらみもしているし。血圧上がっているかもしれないです」と伝えた。
無念の敗退が決まった直後は、盟友・長友にも言及。「チームを支えていたリーダー。次の世代にバトンを渡してるなと思いますよ」と語り、「悔しいけど切り替えるしかないですよね、次の戦いは始まっています」とうなずいた。
16強をかけた戦いでブラジルとの激突には、「選手は言わないと思いますけど…。くじ運が悪いですよ。僕の立場だから、たらればが許されるから言いますけど」と本音も漏れた。
前回大会に続いて、今大会も解説者として注目を集めた。ブラジル戦の敗因、課題については「チームとしての戦い方、戦術を含めてほぼ完璧だったと思うんです。後半ブラジルが圧をかけてきて、前半中に入っていたビニシウスをサイドに出して、そこから仕掛ける形でマークがずれてきて。サイドに振られて、どんどん疲れも消耗して守り切れなかった。そもそもの原因は個にあると思う。チームとしての戦いはパーフェクト。個を高めないといけないんじゃないか」とも語った。
自身は監督としてワールドカップの舞台に立つことを目標に掲げている。その思いにブレがないことも明かし、「監督としてピッチに立ちたいという気持ちは強いです。やらなければいけないことはありますし、ステップアップしないといけないことは自覚しています。やれる自信はあるので、チャンスをもらえるようにしっかりアピールし続けること。さまざまな分野で成長するようやっていく、それだけだと思います」とうなずいた。