「北中米W杯・1次リーグF組、スウェーデン代表5-1チュニジア代表」(14日、モンテレイ)
F組のもう1試合ではスウェーデンがチュニジアを5-1で下して首位に立った。ビクトル・ヨケレス(28)=アーセナル、アレクサンデル・イサク(26)=リバプール=の2大エースを先発で並べ、攻撃力を見せつけた。日本は20日(日本時間21日)にチュニジア、25日(同26日)にスウェーデンと対戦する。
2トップの破壊力は前評判以上だ。スウェーデンはともにイングランド・プレミアリーグでプレーするイサクとヨケレスがそろってゴール。堅守が売りのチュニジアから5点を奪った。3月のW杯欧州予選プレーオフをけがで欠場したイサクは「それぞれの特長を生かすことができた」と誇らしげに語った。
前線で2人はサイドも使って攻めた。前半、ロングボールにイサクが抜け出した流れからアヤリが先制。さらにヨケレスが巧みなポストプレーでスペースに出すと、スピードに乗ったイサクが持ち込んで決める。1点リードで迎えた後半、イサクが前線からのプレスでボールを奪い、ヨケレスの貴重な追加点につなげた。2トップに同時起用して共存できるのかという懐疑的な声をあざ笑うかのような大勝発進となった。
欧州予選では1勝もできなかったが、昨年10月に就任したポッター監督が立て直し、プレーオフではヨケレスがパワーや縦への推進力を発揮して突破に導いた。ここに高い技術を持つ万能型のイサクが復帰し、攻撃の引き出しが増えた。
オランダ、日本と続く今後の戦いへ弾みをつける首位発進。指揮官は「それぞれの個の質は分かっていたことだが、チームとして機能するための連係も向上してきた」と手応えを口にした。森保ジャパンはこの攻撃力を封じる必要がある。