サッカーW杯北中米3カ国大会の壮行試合で日本が1-0で勝った5月31日のアイスランド戦は、3分間の飲水タイムなどW杯仕様の新規則が適用された。決勝点は遅延行為を防ぐための新たな規則に基づき、日本が数的優位となった状況で生まれた。本大会でも勝負の鍵を握る可能性がある。
0-0の後半40分だった。アイスランド選手が交代ボードの掲示から10秒以内にピッチを去らなかったとして、新たに入る選手が1分間待機させられた。日本が1人多い状況となり、その間に菅原の右クロスを小川が頭で決めた。
アイスランドのグンロイグソン監督は交代で退いた選手がベンチから遠い側にいたとし「新ルールは嫌い」と不満を口にした。主審が5秒のカウントダウンをする間に投げる必要があるスローインでも、違反があって日本ボールに変わった場面があった。
得点の伏線は、後半半ばの飲水タイムにあった。小川は菅原に高いクロスではなく「DFの前にボールをくれ」と伝えた。菅原は要求通りのクロスで得点につなげ「飲水タイムを有効活用できた」と自信を深めた。