森保監督 手のひら返し酷評は「勝負の世界なので当たり前」 負傷者「酒井以外は」起用可能
「カタールW杯・1次リーグE組、日本代表-スペイン代表」(12月1日、ドーハ)
日本代表の森保一監督(54)は30日、ドーハ近郊で前日会見に臨み、スペインとの1次リーグ最終戦に向けて「選手たちには重圧のかかる試合だと思うが、自分たちの力を信じて、仲間を信じて戦いに臨んで欲しい」と述べた。
負傷者については「明日の試合に向けては酒井以外はできる」と明かし、左太もも裏の違和感で別メニュー調整が続いている酒井を除く選手が起用可能との認識を示した。
ドイツ相手に番狂わせを演じた後、コスタリカに敗れたことで毀誉褒貶(きよほうへん)にさらされている。森保監督は「手のひら返しをされるのは勝負の世界なので当たり前のこと。称賛も批判も含め、それだけサッカーが国民の皆さんの日常生活に寄り添っているということ。議論や見方は自由なので、自分の思いをぶつけてほしい」と全てを受け止めた。
「ダイナミックさと戦術的な部分、全てを持ち合わせている素晴らしいチーム」とスペインの印象を語った。格上相手に再び「奇跡」を起こす準備に余念はない。