大迫、乾がドリブル阻止バイトに1万円献上 “半端な”結果に…
サッカーのロシアワールドカップ(W杯)で16強入りに貢献した日本代表FW大迫勇也(28)=ブレーメン=とFW乾貴士(30)=ベティス=が15日、都内で行われたアシックスの「2
on2」のイベントに参加した。
このイベントではW杯期間中に「大迫、乾のドリブルを阻止バイト」ととして、アルバイト求人情報サービス「an」を運営する総合人材サービスのパーソルキャリアが募集したバイトも実施。1万人を超える応募者の中から当選した鍼灸マッサージ師でバスケ部出身の大島光稀さん(22)、鳴門教育大4年生で野球部の渡辺健識さん(21)が、大迫、乾と対戦した。
日給5万円と交通費全額支給の仕事をゲットしたバスケ部と野球部のコンビは、2本中1本目で、大迫と乾のシュートを防ぐことに成功。インセンティブ1万円をゲットした。2本目は乾のフェイントからのシュートを決められたが、1日で計6万円の“半端ない”バイトとなった。
バイトの2人は実はこの日が初対面。渡辺さんは「半端なかった。本当に半端なかった。大迫選手はフィジカルがすごくて、ボールが収まるし、乾選手はドリブルがキレが-」と、夢の体験を興奮した様子で振り返った。大島さんはアスリートを支えるトレーナー、渡辺さんは小学校の先生を目指している。今回の経験を「今後の人生の糧にしたい」と、声を揃えた。
また、西日本豪雨の被害にあった岡山県倉敷市からやってきた大島さんは、この日獲得したバイト代について「僕が住んでいるところは大丈夫なんですけど、隣町の被害が酷いので。募金もできたら」と、復興に役立てる意向を明かした。