日本負けても道頓堀の戎橋で飛び込み「悔しさで」 危険の注意書き顧みず
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日本代表がサッカーW杯でベルギーに敗れた3日未明、大阪・道頓堀の戎橋には、多くのサポーターが詰めかけ、道頓堀川へ飛び込んだ。戎橋を巡っては、セネガル戦後の25日未明に、一部サポーターが橋の上で飛び跳ねるなど危険な行為を行い、大阪市の吉村洋文市長らが注意喚起する事態となっていた。
市は橋の欄干に「飛び込み危険」「飛び跳ねないで」と書かれた注意書きを掲示するなど、注意を喚起。この日も大阪府警は戎橋の西側を封鎖したが、東側からサポーターが相次ぎ飛び降りた。
試合後には続々とサポーターが集まり、午前5時過ぎには、最初に20代男性が飛び込んだ。男性は、近くで知人らとテレビ観戦した後に戎橋を訪れており、「日本代表は残念だった。その悔しさで飛び込んだ」と説明。事前に飛び込みを控えるようアナウンスされていたが、「それは関係ないです」と話した。また、別の30代男性は「日本は良い試合をしていたから、僕もいくしかなかった」と飛び降りた理由を語った。この日は約40分間に、外国人を含む20人ほどが飛び込んだ。