サッカーＷ杯ロシア大会に出場する日本代表は１７日、ベースキャンプ地のカザンで、冒頭１５分間を除く非公開で、１次リーグ初戦のコロンビア戦（１９日、サランスク）に向けて調整を開始した。

　右ふくらはぎを痛めているＦＷ岡崎慎司（３２）＝レスター＝はこの日も練習場に姿を見せず、室内で別メニュー調整となった。

　右膝を左足首に不安を抱えていた岡崎は１２日のパラグアイ戦（インスブルック）で先発出場を果たしたが、カザン入り後は４日連続で全体練習に合流できておらず、コロンビア戦の出場は困難な状況となっている。

　日本代表は午後、空路でコロンビア戦の試合会場となるサランスクに移動するが、日本協会広報はコロンビア戦の試合会場サランスクに帯同することを明かした。ＦＷ浅野拓磨（２３）＝ハノーバー＝も同行する。

　Ｗ杯の規定では、初戦の２４時間前まで選手の入れ替えが可能となっており、日本にとっては現地時間１８日午後３時（日本時間１８日午後９時）が期限となる。西野朗監督（６３）にとって決断の時が迫っている。