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乾が決めた 待望の新体制1&2号! 西野ジャパン4点初勝利 白星締めでW杯へ

 後半、同点ゴールを決め喜ぶ乾(撮影・堀内翔)
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 「国際親善試合、日本4-2パラグアイ」(12日、インスブルック)

 日本はW杯前最後の強化試合で、W杯出場を逃したパラグアイに4-2で逆転勝ちした。後半6分、MF乾貴士(30)=ベティス=が同点ゴールを挙げ、同18分には再び乾が決めた。西野朗監督(63)就任後、3戦目で初得点と初白星を呼び込む価値あるゴール。勝利を手に、W杯1次リーグH組初戦のコロンビア戦(19日・サランスク)に臨む。

 西野ジャパン待望のファーストゴールは背番号14の右足から生まれた。0-1で迎えた後半6分、昌子-香川とつないだボールを受けた乾はドリブルで内側に切れ込み、ペナルティーエリアの外から右足を振り抜いた。柔らかくカーブのかかったシュートは、吸い込まれるようにゴール右隅のネットを揺らした。

 「ゴールを決められて良かった。形さえ作れれば決められる自信はあった」。

 記念すべき一発は、乾にとっても14年11月の国際親善試合・ホンジュラス戦以来となる、国際Aマッチ通算3得点目。発足以降2連敗で2試合連続無得点と決定力不足にさいなまれていた日本代表に希望の光を灯すゴールとなった。殊勲の乾はベンチに駆け寄り喜びを分かち合った。

 さらに後半18分、右サイドから武藤が中央にパスを入れ、香川が右足アウトでパスコースを変えると、走り込んでペナルティーエリア外から右足で右隅に流し込んだ。

 4-2-3-1の左MFで先発出場。17年10月のハイチ戦以来約8カ月ぶりのスタメンだった。トップ下として同じく8カ月ぶりに先発出場した香川と、C大阪時代を彷彿とさせる流麗なコンビネーションで好機を生み出した。「そういう場面を作っていかないといけない。中にいすぎても真司のスペースをつぶすだけ。ピッチは広く使わないと意味がない。スタートポジションは外からやっていきたい。その中でタイミングよく中に入っていくことが大事になる」と、連係を思い描いていた。

 8日のスイス戦では後半から途中出場。左サイドに張ってピッチに幅を持たせようと腐心したが、ボールは回ってこずに存在感を発揮できなかった。「右で作って左、左から右へという形を作らないと。片方だけで崩せるだけのコンビネーションはないので、逆サイドが勝負になる」と提言していた。

 1日にはスペイン1部リーグ・ベティスへの完全移籍が発表された。スペインで過ごした3年間で通算94試合で11得点12アシストを積み上げた。11年夏に海を渡って7年。着実に成長した乾が、満を持して自身初のW杯に挑む。

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