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【W杯ライバル国分析】コロンビア4年前より強い!ブラジルで日本粉砕エース健在

 W杯ロシア大会開幕まであと7日。西野JAPANが1次リーグH組で対戦する3チームの戦力、チーム戦術を詳細に分析し、いかに戦うべきかを直前特集としてお届けする。第1回は、2014年ブラジル大会の1次リーグで完敗したコロンビア。世界ランク16位の強豪に付け入る隙はあるのか。さまざまな角度からチェックする。

  ◇  ◇

 前回ブラジル大会の1次リーグ第3戦。コロンビアは決勝トーナメント進出へ勝利が絶対条件だったザックJAPANを4-1と粉砕した。既に突破を決めており控えメンバー中心だったが、それでも完膚なきまでにたたきのめした。あれから4年。南米の雄はチームとしての完成度を高め、スケールアップを遂げている。

 システムは1トップの4-2-3-1をベースに、相手、状況に応じて4-4-2を使い分ける。南米予選は4位と苦戦したが、果敢に仕掛けるサイド攻撃は健在。南米のチームらしくショートパスをつないで崩すことにもたけている。

 攻撃陣を引っ張るのは、「完全復調」したMFロドリゲス(バイエルン・ミュンヘン)だ。

 6ゴールを挙げ、得点王に輝いた前回大会後、レアル・マドリードに移籍。だが定位置を確保できず、昨夏にドイツの名門へ期限付き移籍した。ここで輝きを取り戻す。公式戦39試合で8得点14アシスト。エースは日本戦へ向けて、「また対戦できるのはうれしい。ゴールを決めて勝利できたらいい」と意気込む。

 前線には「完全復活」したFWファルカオ(モナコ)が君臨する。前回大会は左膝負傷で欠場。コロンビア歴代最多の国際Aマッチ通算28得点を誇る点取り屋は、左右両足に頭とさまざまな得点パターンを持つ。

 2日の国際親善試合・エジプト戦は引き分けに終わったが、ロドリゲスや右MFのJu・クアドラード(ユベントス)、左MFウリベ(アメリカ)に両サイドバックが絡むサイド攻撃からファルカオへ素早くボールを供給し、再三好機を作った。ボール支配率も69%と圧倒。守備陣ではスピードと高さを兼ね備えた21歳のD・サンチェス(トットナム)、23歳のミナ(バルセロナ)の両CBコンビが定位置奪取をアピール。若手の台頭も見逃せない。

 指揮を執る68歳のペケルマン監督は就任8年目。かつてアルゼンチン代表も率いた知将は、長い時間をかけて堅守速攻のチームコンセプト、組織的な動きをしっかりと根付かせてきた。「日本戦は大会最初の鍵になる」と警戒しつつも、「選手たちが成熟しているのでやりやすい。世界のトップクラスであることは、結果で証明するしかない」と手応えを隠そうとしない。

 4年前より強い-。西野JAPANはそう肝に銘じて、対峙(たいじ)すべきだろう。

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