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ドイツ７発決勝進出！記録ずくめの爆勝

2014年7月10日

ブラジルに大勝し、サポーターの声援に応えるドイツイレブン（共同）

　変幻自在の攻撃で試合を決めた。前半１１分、ＣＫからＭＦミュラーが先制。今大会６試合で５点を奪っている得意のセットプレーで流れをつかむと、カウンター、サイド攻撃、中央からの崩しと、さまざまな攻めでゴールを揺らし続けた。

　伝統的に手数をかけずにゴールに向かうダイレクトプレーが身上だった。もっとも、バルセロナで一時代を築いた名将グアルディオラ監督に指導されたバイエルン・ミュンヘン勢らを中心に、スペイン的なパスサッカーが融合する、新たな進化を遂げた。

　守備でもＧＫノイアーが好セーブを連発。ＤＦ陣も力強さとスピードを兼ね備えており、攻守において隙がない。主将のＤＦラームは「準決勝で負けて、日光浴して帰るのはごめんだった。優勝する力はある。全員がエゴを捨てることが第一条件」と、チーム一丸を強調した。

イチオシ！