「なでしこ合同合宿」（10日、大分市内）

　なでしこチャレンジのＦＷ小川志保（２４）＝千葉＝が、ミニゲームで正代表のなでしこジャパンのチームに組み込まれ、合計２得点を挙げた。「ボールがどこに動くかということを意識しました。中盤でボール受けた時の抜け出しとか中途半端でした」と謙虚に“なでしこジャパン昇格”を振り返った。

　年代別代表の経験はなし。１０、１１年はＩＮＡＣ神戸に所属したが、１１年に澤、大野、川澄ら代表組との競争に敗れ、昨年から古巣の千葉に復帰した。昼は倉庫でアパレルメーカーの商品を段ボール詰めする仕事をし、生計を立てている。「しっかりアピールしたい。サッカーをやるからには日の丸を背負いたい」と成り上がりを誓った。