サッカー日本代表よくやった16強!激闘4試合振り返り
ロシアW杯でのサッカー日本代表の戦いが終わった。低かった前評判を覆し、1次リーグを突破、決勝T・ベルギー戦でも必死の戦いを見せて、多くの人の心を打った。今大会での日本代表の戦いぶりを振り返る。
公開日:2018.7.9
それは悪夢の12秒間だった。相手GKクルトワがつかんだボールを手放してから、誰もが全力で相手選手を、ボールを追った。ただ届かない、届かない。歴史の扉へ手をかけ、重い扉は確かに開きかけた。それでも、向こう側へと到達することはなかった。
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柴崎、昌子らカタールでの躍進誓った
試合終了の瞬間、DF昌子は膝をつき、ピッチを両手の拳で何度もたたいた。後半ロスタイムの相手カウンターに対し、CKで攻め上がっていた敵陣から懸命に追いかけ、ゴール前のシャドリに向かってスライディングタックルを仕掛けた。しかし、わずかに届かず「何で追い付けんのやろ、という悔しさ、ふがいなさが残った」と唇をかんだ。
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日本の中盤で、この日も存在感を示した。後半3分、絶妙なスルーパスでMF原口の先制点を演出したのはMF柴崎。全4試合に先発したが「ボールロストも多かった」と満足感はなかった。大会を通じて中心選手にのし上がった26歳は「僕はまだまだ次を考えられる年齢。ベスト16という日本サッカー界の壁を打ち破っていきたい」と先を見据えた。
柴崎が先制点演出!全試合先発も満足せず「ベスト16の壁打ち破りたい」
目標のベスト8は次回カタールに持ち越しとなりましたが、熱い戦いで日本を盛り上げてくれました。ありがとうサムライブルー!