U19W杯逃した…死闘PKの末敗れる

 「U-19アジア選手権・準々決勝、日本1(4PK5)1北朝鮮」(17日、ネピドー)

 日本は北朝鮮と延長を終えて1-1で迎えたPK戦に4-5で屈し、ニュージーランドで来年開催されるU-20W杯の出場権を4大会連続で逃した。1点を先制された日本は後半に得たPKをFW南野拓実(19)=C大阪=が決め同点。延長戦でも決着せず、後蹴りのPK戦では、5人目の南野がキックを阻まれた。

 エースは、まるで時が止まったかのように立ち尽くした。ゴール左へ、南野が右足を振り抜くのとほぼ同時にGKも跳んだ。ネットは揺れなかった。

 0-1の後半に自らPKを決めて追いつき迎えたPK戦。それまで全員が成功し、後蹴りの5人目がキャプテンマークを巻いた南野だった。外したら全てが終わる状況で、4戦4発と絶好調のエースが痛恨の失敗。「みんながひとつになって挑んだ大会だからこそ、すごく悔しい」と言葉を絞り出した。

 序盤は日本が主導権を握った。前半9分にはMF井手口の直接FKがゴール右ポストに直撃。南野がゴール前へ走り込みシュートを放った。好機は多かったが決めきれず、逆に37分、クリアミスから失点した。

 守備を固めた北朝鮮に逃げ切りを図られたが、それでも後半38分に追いついた。MF金子が倒されて得たPKを、南野がGKの逆をついて左隅へ突き刺した。だが、PK戦では同じ方向へのキックを止められた。

 4大会連続でU-20W杯の出場を逃し、日本は若手強化の立ち遅れを露呈した。今年はU-17W杯も出場権を逃した。世界との差を感じることすらできない状況が、またも繰り返された。

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