初選出の柿谷に宿る“W杯男のDNA”

 ブラジルW杯の日本代表メンバーに選出されたC大阪FW柿谷曜一朗(24)、MF山口蛍(23)とウルグアイ代表最終候補メンバーに選出されたFWディエゴ・フォルラン(34)が14日、大阪市内のホテルで会見した。

 壇上の柿谷は「日本だけでなく、セレッソを代表していることを忘れず戦いたい」と抱負を語った。C大阪からは02年日韓大会の森島寛晃、西沢明訓以来のW杯出場となり、当時の練習場には2人を祝福する大きな垂れ幕が掲げられた。柿谷は12年前を思い出しながら「偉大な先輩2人を見てこういう選手になりたい、セレッソからW杯に行きたいと思った。とても誇らしく思う」と胸を張った。

 C組の日本と“死のD組”に入ったウルグアイが勝ち上がれば、決勝トーナメント1回戦で対戦する可能性もある。柿谷は「この半年間、W杯で一番目立った選手のそばでプレーさせてもらった。刺激になったので、次は僕たちがいいプレーをできるようにしたい」と話し、前回大会MVP&得点王の同僚フォルランを意識しながら対決を心待ちにした。

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