ザック監督も褒めちぎる!「香川は日本のシェフチェンコ」

 【2012年6月20日付デイリースポーツ紙面より】

 サッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(59)が19日、都内で取材に応じ、代表の将来像などを語った。今後も就任当初から貫いてきたパスサッカーを続け、世界と戦うことを宣言。また、マンチェスター・ユナイテッドに移籍する香川真司(23)をウクライナ代表FWアンドリー・シェフチェンコ(35)=ディナモ・キエフ=に例えて褒めちぎった。

 日本を世界の舞台に導くために海を越えて1年半。今では「日本人とイタリア人、半分半分です」と話す。頭の中にあるのは日本サッカーの将来。今後、世界のトップレベルに君臨するためには現在の戦術を続けることが大事だと力説する。

 「相手に合わせて戦い方を変えるのではなくて、日本は、このやり方で勝負しましょうというところまで引き上げたい。プライドを持って、日本が主導権を握るサッカーを展開していきたい」

 理想の実現のため、信頼を置くのは“世界の香川”だ。「一番いいところは、スピードに乗りながらゴールに向かうところ。ああいう形で点を取る能力がある選手はまれで、挙げるとすればシェフチェンコだ」。ACミラン時代の教え子でもある“ウクライナの英雄”になぞらえて絶賛した。

 本田、香川…。トップレベルの国々と対等にわたりあえるタレントも増えてきた。“世界”という名の山の頂。指揮官にはぼんやりと見えてきたはずだ。

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