第三次森保Jが劇的2連勝も大荒れ決着 試合終了間際にベネズエラPK獲得一転VARで日本のPKに 異例判定変更で上田が決勝弾もベネズエラ激怒で主審に詰め寄り整列・挨拶拒否 スタジアム騒然

 「国際親善試合、日本代表2-1ベネズエラ代表」(28日、エディオンピースウイング広島)

 FIFAランク17位の日本は、同47位のベネズエラと対戦した。3-1で勝利した24日のウルグアイ戦に続き、W杯北中米3カ国大会後の親善試合は2連勝となった。大雨の中、過去1勝3分1敗の難敵を下した。

 スタメンは24日のウルグアイ戦から、DF瀬古歩夢以外の10人が入れ替わった。パリ五輪で守護神を務めたGK小久保玲央ブライアン、MF熊坂光希、MF中野就斗、MF齋藤俊輔の4人がA代表デビュー。FW塩貝健人とMF松木玖生は、ベンチ外となった。ゲーム主将はMF鎌田大地。27日の前日会見で、森保一監督が明かした通りの大幅メンバー変更。チャンスが巡ってきた選手らは、アジア杯(来年1~2月、サウジアラビア)に向けてアピールを行った。

 ただ開始早々に左サイドから駆け上がったMF熊坂が、相手のスライディングと交錯して負傷。左膝を抑えて、担架で運ばれ、開始8分で無念の交代となった。

 その後は各選手が積極的なプレーを見せ、MF相馬勇紀やMF齋藤らが果敢に攻めた。ただネットは揺らせず、延長タイムには相手のコーナーキックから逆にピンチを背負い、GKの後に構えていたDF瀬古の好セーブでしのいだ。

 後半からはWF上田綺世、MF伊東純也、MFMF久保建英、MF田中碧、GK鈴木彩艶の5人の主力が投入された。開始30秒に左サイドの突破からベネズエラに先制点は許したが、その4分後にはMF伊東のクロスにFW上田が反応し、2戦連発となる同点弾。すぐに取り返し、主力の力を見せつけた。

 後半27分にはMF堂安律、MF中村敬斗、DF伊藤洋輝が入り、後半36分にはMF谷村海那が投入され、2トップとなった。ただ後半38分にはDF渡辺剛が守備の後に負傷し、日本は10人で戦うことになった。

  試合終了間際に騒然の事態が起こった。アディショナルタイム、ペナルティーエリア内で久保が倒される場面があったが、そのまま試合が続いた後、ベネズエラがカウンターで日本陣内へ。ここで鈴木淳が相手を倒してしまい、ホイッスルが鳴った。ベネズエラのPKと判定されたが、その後、VARチェックでその前の久保が倒された場面が対象となり、こちらがPK判定に。会場は大盛り上がり、ベネズエラ選手が猛抗議する中、試合は再開。上田がPKを決めて、日本が勝利を決めた。

 試合終了後、ベネズエラ陣営はベンチの選手も乱入し、主審に詰め寄り、整列は行われず、退場となった。選手1人はボールを蹴り、怒りを露わにした。

 第三次政権として来年1~2月のアジア・カップ(サウジアラビア)まで指揮を執る森保監督。今回の代表活動では4試合が組まれている。次戦は1日にエクアドル戦(横浜国際総合競技場)を行い、その後はパナマかニュージーランドと5日にMUFG国立で対戦する。

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