「スペイン1部リーグ、バレンシア0-5バルセロナ」(6日、バレンシア)
スペインリーグ3連覇を狙うバルセロナがアウェーで5発大勝、開幕から4試合で17得点、総失点2といずれも最高の数字を記録して他との差を大きく広げている。対照的なのがバレンシア。これで開幕から4試合で1分け3敗。総得点は1と良いところ無く最下位に沈んでいる。
さらにこの日はクラブオーナーでシンガポール人ビジネスマンのキアト・リム氏が来賓席で観戦しており、父ピーター氏から続く一家のクラブ所有に反対する地元ファンが抗議行動に出る事態に発展、合わせてチーム不振から監督や選手への不満を示すブーイングが響くなどネガティブな雰囲気が漂う空気に包まれた。日本代表のMF佐藤龍之介は後半途中から28分間プレーした。
試合後バレンシアのカルロス・コルベラン監督は「最初から最後まで相手が我々を上回った。早い時間の失点により全てが難しくなった。この状況は我々全員を辛くさせるものだが、絶望させるものではない。難しい状況だが素直さと働きぶりでチームとして解決策を探して行く。今は我々へのあらゆる批判を受け入れる瞬間」だと説明。自身が監督を続けて行くための精神力と強さがあるか、との質問には「私はこの仕事を引き受けた時からずっと強さと信念を持ち続けていて、状況をひっくり返す責任があり、昨年はもっと厄介な状態だった」と復調の手応えはあるとしている。