J1C大阪がシリア代表FWサバックを獲得へ 25年Kリーグ得点王 移籍金発生せず 歌手としても活動

 J1C大阪が今季の新戦力として、リビア1部のアルアハリからシリア代表FWパブロ・サバック(29)を完全移籍で獲得することが9日までに複数の関係者の話で分かった。交渉は大筋で合意に達しており、近日中にも正式発表される見通し。

 サバックはコロンビア出身でシリアとの二重国籍を持つ。左利きのセンターFWタイプで、190センチの長身に加えて足元の技術も兼ね備えている。アルゼンチンやペルーのクラブを経て25年に韓国Kリーグの水原に加入し、34試合17得点で得点王に輝いた。26年にアルアハリへ移籍。新天地でも6試合4得点と高い決定力を示した。

 24年にシリア代表としてデビューし、同年のアジア・カップ(カタール)にも出場するなど国際Aマッチ通算11試合4得点。歌手としても活動しており、昨年発表した楽曲「14 Horas」は自身のYouTubeで100万回再生を突破した。

 アルアハリは推定移籍金300万ユーロ(約4億7000万円)でサバックを獲得していたが、両者合意の上で契約解除に至ったため、C大阪は実績十分の高額なストライカーを、移籍金を支払わず獲得することに成功したという。W杯北中米3カ国大会に出場したオーストラリア代表MFジャクソン・アーバイン(33)もドイツ2部ザンクトパウリから移籍金なしで獲得したとみられ、補強の手腕が光る。

 サバックはスペイン語を話せるため、スペイン出身のマチン新監督とのコミュニケーションも問題ない。秋春制に移行したシーズンの新たな得点源として期待される。

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