「明治安田J1百年構想リーグ、FC東京2-1東京V」(10日、味の素スタジアム)
日本代表として初の5大会連続W杯出場を目指すFC東京のDF長友佑都(39)が、東京V戦で右ハムストリングのケガから復帰後初の先発出場を果たし、後半32分までプレーした。15日にW杯北中米3カ国大会のメンバー発表を控える日本代表の森保一監督(57)が最終視察に訪れた中、豊富な運動量でアピール。「5大会、行きます」と宣言した。チームは2-1で逆転勝ちし、勝ち点35で2位。同39の首位・鹿島を追う。西は名古屋が3-0で京都に快勝し、首位を守った。
後半追加タイムのゴールによる劇的勝利に沸くゴール裏の前で、長友は「ブラボー!」と絶叫した。チームメートから「5回目(W杯)あるよ!」と言われ、満面の笑みを浮かべながら右手を広げ「5」のポーズ。「FC東京がなければ今の自分はいない。恩返しのためにも5大会、行かないといけない。行きます」と力強く言い残した。
負傷明けの不安を感じさせなかった。前半、ロングパスに反応し、左サイドを駆け上がった際には時速約33キロと驚異的なスピードを計測。後半4分には敵陣奥で2人に囲まれながらボールをキープすると、スタンドをあおってスタジアムの空気を一変させた。
後半32分までプレーし「唯一無二の魂は見せられた。森保さんに届いたと思う」とうなずいた。過去4度のW杯出場経験から「目が血走っている相手には魂の強度で勝っていかないといけない」と強調。「地獄に落ちてもはい上がってくる魂がある自分は、代表に必要だと思う」と熱弁した。
39歳の鉄人について森保監督は「アグレッシブで情熱的なプレーをしていた。佑都の熱いプレーでチーム全体も好影響を受けていた」と評価。熱い魂は届いた。あとは吉報を待つだけだ。「信じている自分がいる。あとは森保さんが決めること」。5・15、「長友佑都」の名前が呼ばれる時を待つ。