「女子国際親善試合、日本代表1-0米国代表」(14日、シアトル)
日本代表「なでしこジャパン」は女子W杯4度優勝の米国に1-0で競り勝った。米国との3連戦の2試合目。11日の試合は1-2で敗れたが、これで1勝1敗とした。前半27分にMF浜野まいか(トットナム)が先制。米国との対戦成績は3勝8分け32敗となった。17日(日本時間18日)にもコロラド州コマースシティーで対戦する。
3万6千人の観衆が相手を応援する敵地で、なでしこが米国から昨年2月以来の3勝目を挙げた。互いに先発を入れ替えたが、持ち味とする前線からの積極的なプレスから先制点をもぎ取って逃げ切り。DF熊谷は「勝ちに行くというテーマがあった中、米国の地で再び勝てたことは自信にしたい」と胸を張った。
6月開幕の男子W杯でも試合が行われる会場に冷たい雨が降りしきる中、11日の第1戦の反省を踏まえて序盤から積極的に圧力をかけた。前半27分はMF浜野と熊谷で相手を挟んでボールを奪う。味方がつなぎ、ゴール前右に走った浜野は「右足で打とうとしたがリーチの長さがあるので」と冷静に切り返し、左足で代表10点目を決めた。
後半は加点できず苦戦。主力投入でプレー強度が増した相手に攻められる場面も増えた。無失点で終えたのは収穫だが、狩野監督代行は「勝つ喜びから(課題が)見えなくなるのではなく、もう一回学び、さらに追求するサイクルが必要」と表情を引き締めた。
米国3連戦も次が最後。熊谷は「この2戦、相手はボールをつないでいる。割り切って蹴られた時にどうするのか考えなければ」と油断なく言った。