日本サッカー協会(JFA)は2日、都内で会見を開き、サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のニルス・ニールセン監督(54)が契約満了に伴い、退任すると発表した。出席した宮本恒靖会長(49)によると、3月下旬の臨時理事会で決議されたという。後任は未定で「着手している」とした。
なでしこジャパン初の外国人監督となった同監督は25年1月から指揮を執った。初年度は強豪国との親善試合で勝てない時期もあったが、今年3月にはオーストラリアで開催された女子アジア杯で2大会ぶり3度目の優勝を果たしていたばかりだった。
佐々木則夫ナショナルチームダイレクター(ND、67)は「シービリーブス杯優勝、今回のアジア大会優勝ということの成果から見ますと『みなさんなぜ?』という気持ちになったりすると思う。私もこの1年間活動をしていく中で彼の性格が温厚で人間的に素晴らしいとみてきた。ただ、われわれはW杯を優勝することから逆算した中で一年間活動を見てきた。少しどうしてもサッカーに対する指導がぬるいというか、甘いというか。つきつめたトレーニングアプローチも必要」「今後、ニルス監督がさらになでしこジャパンに+アルファに関して話した中で、本人と話した中で情熱技量が足りないと決断した」などと説明した。
なでしこジャパンは、4月11日、14日、17日に米国で、米国代表と3試合対戦予定となっている。暫定的に狩野コーチが指揮を執る予定だという。