サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のニルス・ニールセン監督(54)と佐々木則夫女子委員長(67)が23日、都内でアジアカップの優勝報告会見を行った。ニールセン監督は「1カ月すばらしい大会を過ごした。小さなターゲットをクリアしつつ、大きいターゲットをとることができた」と総括した。
決勝戦では大アウェーの中、開催国のオーストラリアを破り2大会ぶり3度目の優勝。大会を通じて29得点1失点での圧倒的な成績だった。一方で、この日の会見では海外メディアから「残念ながら日本のテレビ放映がなかった。優勝が大きいニュースになっていないような気がする」という質問が飛んだ。
ニールセン監督は「残念ながら日本のテレビ放映がなかったが、本当に最善を尽くそうとはしてくれていると思う。欧州の国と比べると、他のスポーツの人気があるのでどうしても競争があるのかなと思う」と理解を示しつつ「もう少しメディアの注目を集めるために魅力的なサッカーをしていきたい」と回答した。
オーストラリアでの決勝戦は7万4000人超えの観衆で、注目度の高さがうかがえた。現地で盛り上がりを肌で感じた佐々木委員長は「大きなきっかけにしたい。これを機にもっともっと高みを見ながら進歩していかないといけない。そういったところからヒントを得て、さらに日本女子サッカー界を盛り上げなくてはと強く感じた」と話した。