サッカー韓国代表で、米プロリーグ・ロサンゼルスFCのFWソン・フンミン(孫興民)を脅迫し金銭を要求した2人に、検察は「控訴審でも実刑を維持すべき」との意見を表明したと11日、現地メディアのMHNスポーツなどが報じた。
記事によるとソウル中央地方裁判所ではこの日、過去にソン・フンミンと交際していた20代女性と40代男性の恐喝および恐喝未遂容疑事件の控訴審初公判が行われ、検察は「一審判決をそのまま確定してほしい」と要請したという。その後裁判所は、4月8日に判決を宣告すると伝えたとした。一審では、20代の女性に懲役4年、40代男性に懲役2年の実刑判決が下されていた。
20代女性は最終陳述で自身の過ちを認め、被害者であるソン・フンミンに「未熟な行動を深く反省し、許しを請いたい」「この場を借りて、フンミンお兄さんに心から申し訳なかったと伝えたい」と謝罪の言葉を口にしたという。また「事件が大きく報道され、たくさんの人に私のことが知れ渡った。刑期を終え新たな人生を歩もうとしても、いつどこで身分がバレて脅威にさらされるかも分からず、恐怖の中で生きなければならなそうで心配だ」と訴えたとした。
40代男性も「10カ月間、被害者の立場になって考え私の行動が他者に大きな恐怖を与えたことを自覚した。自身を非常に恥ずかしく思う」「家族に、この事件についてきちんと話せないほど罪悪感を抱いており、今後同じ過ちを繰り返さないよう法を守る市民として生きていく」と誓ったという。
20代女性は2024年6月、ソン・フンミンへ「あなたの子どもを妊娠した」「キャリアを守ってあげるから」と脅迫し、金品を要求。女性の知人という40代男性も脅迫に加担し、2カ月で15回にわたり金銭を要求しただけでなく、ソン・フンミンの秘書や実父運営のアカデミー、広告会社などにも連絡し圧力をかけていたことが明らかになっていた。