妻・川口葵が涙 夫・武尊が引退試合で劇的勝利 瞳潤ませ笑顔で拍手送る、リング降りた際には熱く抱擁 SNS反響「奥さんの表情みて泣きそうに」

 「ONE SAMURAI 1」(29日、有明アリーナ)

 K-1元3階級制覇王者の武尊(34)が現役最終戦で“ムエタイの伝説”ロッタンとフライ級キックボクシング暫定王座決定戦で5回TKO勝ちし、最高の形で現役生活に終止符を打った。25年7月に結婚した女優、タレントの川口葵も観客席からも見守り、勝利者インタビューを受ける夫に、涙まじりに笑顔で拍手を送った。その後、勝利者スピーチを終えて、リングを降りた武尊と熱い抱擁を交わした。

 晴れやかな表情を浮かべる川口の姿にSNSでは「肝座ってていい奥さん」、「奥さんの表情みて泣きそうだった」との声が上がっていた。

 武尊は前髪をかつてトレードマークだった「原点回帰」の赤に染めて最後のリングに立った。1回は近い距離になりながらも互いに慎重な立ち上がり。武尊がローキックを打ち込みながら、ロッタンはパンチで応戦。ゴングが鳴ると、互いに不敵に笑い合った。2回はパンチの打ち合いから武尊の左がロッタンを捉えてダウンを奪った。ダウンじゃないと訴えるロッタンがギアを挙げてきたが、武尊は笑いながら打ち合いに応じて、再び武尊が左を浴びせて再びダウンを奪った。その後、猛ラッシュをみせたが、ゴングが鳴り、3回に持ち込まれた。

 3回は立て直したロッタンと足を止めて、壮絶に打ち合いをみせた。4回も打ち合いが続いた中で、ロッタンのパンチが武尊の顔面を捉えていき、押し込まれる展開に。武尊も前蹴りで反撃したが、ロッタンも一気のラッシュをみせて武尊を追い込んだ。最終5回も互いに死力を尽くした打ち合いが展開され、武尊が右ストレートでダウンを奪うと、再びダウンを奪ってTKO勝ちとなった。勝利の瞬間、武尊はリングを何度も叩いて絶叫すると、恒例のムーンサルトパフォーマンスで歓喜を表現した。

 武尊は2022年6月、那須川天心との「THE MATCH」で敗れた後、再起し現役続行。ロッタンと戦うために23年4月にONEと契約した。25年3月にロッタンとの対戦が実現したが、強烈な左フック連打を浴びて1回1分20秒KO負けを喫した。同年11月のデニス・ピューリック(カナダ)戦で復活2回KO勝ち。その場で次戦を持って現役を引退することを宣言。ロッタンとの再戦にこぎ着けた。

 ◇武尊(たける)本名・世川武尊。1991年7月29日、鳥取県米子市出身。小2で空手を始める。2011年に立ち技格闘技Krushにてデビュー。15年、K-1 WORLD GPの初代スーパーバンタム級王座を獲得。その後、フェザー級、スーパーフェザー級王座を獲得して3階級制覇を達成する。22年6月の「THE MATCH」では那須川天心に判定負け。25年7月にタレントの川口葵との結婚を発表した。168センチ。

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