J1FC東京のDF長友佑都(39)が5日、小平市で、2月から行われる特別大会「百年構想リーグ」と6月のW杯北中米3カ国大会に向けて始動した。W杯イヤーに突入し、改めて日本代表で前人未到となるW杯5大会連続出場に決意。9月で40歳を迎える鉄人は、衰え知らずの状態を強調し、一部で議論に上がっている“長友不要論”も一蹴した。
期待が膨らむような暖かい冬空のもと、長友がスタートを切った。先頭でランニングを引っ張り、ミニゲームでは躍動感のあるドリブルを披露。誰も俺を止められない。そんな覚悟が新年の決意とともに、にじみ出た。
「人生最大の勝負の年になる。FC東京でタイトルを取って、5回目のW杯に向かう。そして優勝する。その目標しか見ていない」
9月で40歳。大ベテランの域に差しかかるが「細胞が爆発している。40歳にしては、あまりにも動きすぎるので逆に心配してほしい」と現役バリバリだ。オフには香川真司(C大阪)と鎌田大地(クリスタルパレス)の3人で自主トレを敢行。日の丸の重さを知る戦友から刺激を受け「過去一のオフを過ごせた」と自信があふれている。
今回のW杯アジア最終予選では全活動に招集されるも、全10試合でベンチ外。貴重な選手枠「1」を長友に使うべきなのか、ネット上では“長友不要論”も渦巻いた。それでも当人は「議論は必要ない。時間の無駄」と一蹴。「W杯前の僕に勝てる選手はいない」と、過去4大会の経験から、ピークを本大会に合わせる術は熟知している。
クラブとの契約期間は6月まで。「先のことは考えてない」と集大成をぶつけるつもりだ。W杯メンバー入りへ、現状は当落線上とみられる長友。夢舞台への切符を死ぬ気でつかみ取り、決戦の地で「ブラボー」の絶叫を響かせてみせる。