「全国高校サッカー選手権・準々決勝、鹿島学園3-1興国」(4日、Uvanceとどろきスタジアム)
鹿島学園(茨城)のFW内海心太郎が1-0の後半から出場。頭にラグビー選手が使用するヘッドギアを着けて登場した。
内海は4-1で堀越に勝った2日の3回戦で2ゴールを奪ったが、顎に接触があり負傷していた。この日はヘッドギアの顎ひも部分には患部を保護するようなクッション素材が付けられた。
テレビ中継で解説を務めた元日本代表MFの北沢豪氏は「すごいな…」とつぶやいたが、「でもその(負傷した)後も出てましたもんね」と話した。中継では顎を痛めた後は固形物が食べられず、この日朝に初めて食べたと紹介された。北沢氏は「僕も(現役時代に)顎の骨折をしていますけど大変だと思いますよ。結構厳しいと思いますね」と心配した。
中継では内海の母の「本人がいけると言っているのなら心配はしていない。ヘッドギアはファッションみたいなもの」というコメントも紹介された。SNS上では「とんでもないな…執着と決意すごい。怪我なく終わりますように」「ラグビーみたい」などとコメントがあった。
鹿島学園は後半5分に追加点。その後内海は動きづらかったのか試合途中にヘッドギアを外した。SNS上では「接触でさらに怪我しなければいいが…」「ヘッドギア外さないで…絶対つけておいた方がいいと思うんだよ…」などと再びコメントがあった。
試合後、内海は「アドレナリンも出てて、いけるなと思って」と振り返り、ヘッドギアを外した理由を「圧迫感があった。やっぱり普通のプレーに一番近づけるために最善を尽くさなあかんと思って途中で外した」と説明した。食事の状況については「痛みはまだちょっとある。(前の)試合当日はヨーグルトしか食えんくて。(口を)開けんのも痛くて」と笑い、「(固形物は)昨日の夜くらいから食べられるようになりました」と話した。