高校サッカー 興国の快進撃ストップ 鹿島学園に1-3 大会前に飲酒騒動で揺れる→全国初勝利から8強躍進 指揮官は選手らに感謝「自分たちらしく戦えた」

 「全国高校サッカー選手権・準々決勝、鹿島学園3-1興国」(4日、Uvanceとどろきスタジアム)

 興国(大阪)は鹿島学園(茨城)に攻守で上回れて敗戦。大会前に一部部員による飲酒騒動で揺れた中、1回戦の初勝利から快進撃が続いていたが準決勝進出を逃した。

 試合後、六車拓也監督(41)は「勇気を持ってやってくれてすごくよかった。自分たちらしく戦えた」と試合を振り返った。大会を通じ「本当に彼らのピュアな姿勢。サッカーにかける思いとかを間近で見せてもらった。いろんなサポートしてくださった学校、保護者、大会関係者に改めてありがたいなと思います。本当に選手らが、ああやってやってくれたのが指導者冥利につきる」と感謝した。

 0-0の前半17分にPKを決められて失点。反撃に出たい後半は、開始早々の5分に追加点を奪われて出鼻をくじかれた。同22分に前半にPKを決めた鹿島学園のDF清水朔玖(3年)に直接FKを鮮やかに撃ち抜かれて万事休す。同35分に1点を返したが遅すぎた。

 興国は大阪予選で優勝した後に部員の飲酒が発覚。同校によると一部の部員が11月2日夜に飲食店で飲酒し、同3日未明に大阪府内で救急搬送された。学校が部を聞き取り調査し、ほかに問題行為が確認されなかったことから飲酒を認めた部員を除くメンバーでの出場を判断していた。

 ネット上を中心に賛否の声が挙がるなどさまざまな苦難があった中、1回戦で全国初勝利。その後はGK岩瀬颯(3年)を中心にPK戦の激闘を2試合勝ち抜く快進撃が続いていたが、準決勝以降の国立まであと1歩届かなかった。

 鹿島学園は17大会ぶりのベスト4進出。大会トップの15得点と高い攻撃力を武器に躍進が続いている。

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