J3福島は30日、サッカー元日本代表FWで「カズ」の愛称で親しまれる58歳の三浦知良の加入を発表した。J2に降格する保有元の横浜FCから2026年6月30日までの期限付きで移籍する。来年2月に59歳となる三浦にとってJリーグのクラブでプレーするのは、横浜FC時代の21年以来となる。
三浦は福島を通じ「サッカーに対する情熱は、年齢を重ねても変わることはない。新たな歴史を一緒に築いていきましょう!」とコメントした。
三浦は15歳でブラジルに渡り、強豪のサントスなどで活躍。V川崎(現東京V)でJリーグ初代の最優秀選手に輝いた。プロ40年目だった今年は日本フットボールリーグ(JFL)のアトレチコ鈴鹿でプレー。チームは地域リーグへの降格が決まり、複数のオファーの中から新たな所属先を検討していた。
福島は14年にJリーグに参入。25年はJ3で10位だった。シーズン移行を控える26年は2~6月に特別大会の百年構想リーグが行われ、福島はJ2・J3の地域リーグラウンドで東B組に所属する。