J1清水が韓国人DFパク・スンウク獲得へ 3部から韓国代表に上り詰めた成長株 複数ポジションこなす現代的CB

 J1清水が来季の新戦力として、韓国Kリーグ1部の浦項で同国代表歴を持つDFパク・スンウク(朴承旭=28)を完全移籍で獲得することが18日、複数の関係者の話で分かった。近日中にも正式発表される見通し。

 184センチの右利きでセンターバック(CB)を主戦場とし、サイドバックやボランチもこなす。キックの精度が高く、最終ラインからのビルドアップ能力にもたけており、足元の技術と走力を兼ね備えた現代的なCBと言える。また、実直な性格で統率力にも優れているという。

 2019年にKリーグ3部の釜山に入団し、21年に浦項へ移籍。24年のW杯アジア2次予選で韓国代表に初招集され、25年の東アジアE-1選手権(韓国)では日本戦にも出場していた。既に兵役を終えている。

 今季を14位で終えた清水は失点数がリーグで7番目に多い51だった。新たに吉田孝行監督を迎える来季へ、守備の軸となるCBの補強は必須となっていた。パクはかねて日本でプレーしたいという意向もあったといい、国内外のクラブが獲得に乗り出していた争奪戦を清水が制した形となった。

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