FC東京がセルティックからDF稲村隼翔、来季J2の新潟からDF橋本健人をW獲得へ FW長倉幹樹に続く松橋チルドレン

 J1のFC東京が来季の新戦力として、スコットランド・プレミアリーグのセルティックに所属するDF稲村隼翔(23)を期限付き移籍で、J2に降格した新潟のDF橋本健人(26)を完全移籍で獲得することが25日までに複数の関係者の話で分かった。いずれも交渉は大筋合意に達しており、橋本については一両日中にも正式発表される見通し。

 稲村は東京都出身でFC東京の下部組織から群馬・前橋育英高を経て、東洋大在学中の2023年にJ1(当時)新潟の特別指定選手となり、24年のYBCルヴァン・カップ準優勝に貢献した。左利きで正確なキックが持ち味のセンターバックで、今年7月には4年契約でセルティックに加入したが、公式戦1試合の出場に終わっていた。

 横浜市出身の橋本は横浜FCの下部組織から慶大在学中の2020年にJ2(当時)山口の特別指定選手となった。横浜FCへの期限付き移籍、徳島を経て24年夏に新潟へ完全移籍。豊富な運動量と抜群の精度を誇るクロスを武器とする左利きの左サイドバック(SB)で、今季は27試合(先発18試合)に出場した。FC東京は今季、左SBを右利きのDF室屋成が務めることもあり、貴重なレフティーの加入でSBの層を厚くする狙いもあるとみられる。

 稲村と橋本はFC東京の松橋力蔵監督とは新潟時代に指導を受けており、獲得に成功すれば、浦和から完全移籍での加入が決定的となっているFW長倉幹樹に続く“松橋チルドレン”となる。

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