町田 3発圧勝!25年公式戦52戦目白星締め 黒田監督「いい年になった」 ACLEホーム3試合目で初勝利

 「ACLE、町田3-1蔚山」(9日、町田GIONスタジアム)

 東地区の第6戦が行われ、町田は本拠地で蔚山(韓国)を3-1で下し、3勝2分け1敗で勝ち点11に伸ばした。

 長くタフだったシーズン最終戦を白星で締めた。3点を先取して試合を支配。試合中盤以降は押し込まれる展開だったが、GK谷の好セーブも光り、リードを守り切った。ACLEではホーム3試合目で初白星。勝利の凱歌(がいか)を受け止めた黒田監督は「52試合、1日も欠かすことなく応援してくれたファン・サポーターに心から感謝したい」と話した。

 町田らしさ全開だった。前半6分の先制弾は、“十八番”のデザインされたコーナーキックからフリーのMF下田によるダイレクトボレー。同21分は谷のロングボールを起点に縦へ速い攻撃で、最後はFW西村が加点した。今季加入し、リーグ戦7得点を挙げた西村は「常に最高の自分を目指す」と来季のさらなる飛躍を誓った。

 今季は初のACLE参戦、天皇杯初優勝で試合数がかさみ、この日が公式戦52試合目。昨年の46試合と比べ、厳しい過密日程を戦ってきた。その中で、シーズン前に掲げた主要タイトル獲得の目標を達成。黒田監督は「思い悩んだ時期もあったが、総括するといい年になった」と一定の手応えを示した。

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