「明治安田J1、G大阪1-1神戸」(9日、パナソニックスタジアム吹田)
リーグ3連覇へ、勝利するしかない神戸だったが、ドローで終戦した。選手たちは試合終了のホイッスルを聞くと、ぼうぜんとした表情を浮かべた。
FW大迫、宮代、武藤で前線を固め、得点力でベストの先発を組んだ。しかし相手の守りに何度も阻まれた。後半35分に先制を許すも、後半44分にMF佐々木が意地の同点ゴール。しかし、追加タイム10分間であと1点を奪えなかった。
吉田監督は試合後、思い口調で「1試合1試合の積み重ねが今の勝ち点。まだまだできた部分もあったかもしれない。序盤戦にケガ人が多く出て選手がほとんどいない状況で勝ち点を落としたのが響いた」と振り返った。
攻撃の要の大迫も後半途中で体のハリのため交代。エースは「セーブしながらプレーできたのでそう悪くないのかな」と説明し「ケガもあり、フルでシーズンを戦えなかったのも反省すべき点だし、しっかり調整した状態で試合に出たらまだまだ結果を出す自信もある。そこを突き詰めるしかない」と反省の弁を口にした。
故障のため1カ月ぶりの復帰となったDF酒井も「優勝するのに一つ二つ足りなかった」と話した。「大事な試合にチームの力になりたいと思っていつもやっている。離脱してしまい、目指していた連覇を逃したのはもどかしいし反省している」と唇をかんだ。
吉田監督は「(ケガ人などの状況を)言い訳するのでもないし、自分も成長しないといけないしクラブも成長しなければいけない。天皇杯でタイトルを取るチャンスがあるので、難しいけれど切り替えたい」と必死に前を向いた。また、試合後のロッカールームでの選手たちとの会話を「数字的には2位の可能性は残っている。天皇杯もチャンスがある。ACLE(アジア・チャンピオンズ・リーグ・エリート)もあるので、みんなで狙っていこうと話した」と明かした。