コペンハーゲン・鈴木淳之介 初アシスト&フル出場 格上に敗れるも「意地は見せた」 日本代表ブラジル戦でも脚光浴び好調
「欧州CL・1次リーグ、コペンハーゲン2-4ドルトムント」(21日、コペンハーゲン)
第3戦が行われ、コペンハーゲン(デンマーク)のDF鈴木淳之介はドルトムント(ドイツ)戦で、1-4の後半45分に右クロスでアシストをマークした。2-4で敗れたチームは勝ち点1のまま。前回大会王者のパリ・サンジェルマン(フランス)はレーバークーゼン(ドイツ)に7-2で大勝し、3戦全勝で勝ち点9。アーセナル(イングランド)はアトレチコ・マドリード(スペイン)を4-0で退け、勝ち点9とした。
日本代表がブラジルから歴史的初勝利を挙げた一戦で名を上げた鈴木淳が、欧州CLで初アシストを刻んだ。1-4の後半45分。右から柔らかいクロスを味方の頭に合わせ「最後まで諦めたくなかったし、意地は見せたと思う」と気概をにじませた。
格上のドルトムントにボールを支配される展開。右サイドバックを務めた鈴木淳はよく集中して守り、ボールを持てばプレスにひるまず前進した。前半37分には右を駆け上がって縦パスを引き出し、惜しいシュート。自身の出来に「こういう相手にもしっかり通用した」とうなずいた。
7月にJ1湘南から加入。クラブで徐々に出番をつかみ、代表では今月のブラジル戦でスター選手を封じて脚光を浴びた。強豪との対戦が続く欧州CLは貴重な糧となるはずで「一つ一つのきっかけや経験を無駄にせず、次につなげていきたい」と言葉に力を込めた。





