上田綺世 腕試しだ!「自分らが今、何ができて、何ができないのかというのを確認できるいい相手」 パラグアイ戦では土壇場同点弾
サッカー日本代表は11日、パラグアイ戦から一夜明けた千葉市内で調整。左足首の状態が心配されるMF久保建英(24)=レアル・ソシエダード=ら、リカバリー組を除く14人がピッチで練習を行った。
ブラジル戦での先発出場が濃厚なFW上田綺世(27)=フェイエノールト=は「あるもの全部試したい」と腕試しに意欲を示した。1-2の後半44分に投入されたパラグアイ戦では、わずかな出場時間ながら同点ゴールを決めた。2戦連発が期待される男は「できる限りの準備をして、コンディションを整えていくだけ」と冷静に話した。
オランダリーグでは開幕から8戦8発と、絶好調。その勢いが代表でも止まらない。一度大きくゴールから離れて相手マークを外した同点弾は、技術が詰まったもの。それでも「結果的に入ったので良い判断でしたけど。かみ合っただけ」と慢心はない。
W杯最多5度の優勝を誇る王国との一戦に向けて「自分らが今、何ができて、何ができないのかというのを確認できるいい相手。それが露骨に出た方がいいと思う」と意義を語った。





