神戸が4発快勝!2位浮上 大迫・宮代・エリキの前線3人が大暴れ 大迫「残り試合は勝つしかない」

 「明治安田J1、神戸4-0東京V」(23日、ノエビアスタジアム神戸)

 3連覇を狙う神戸はFW大迫勇也(35)やFW宮代大聖(25)のゴールで東京Vに4-0で大勝し、勝ち点57で2位に浮上した。首位の鹿島はC大阪に3-1で逆転勝ちし、勝ち点61に伸ばした。先制を許した前半にMF知念慶(30)が同点とし、後半にFWレオセアラ(30)らが加点した。京都は町田と1-1で引き分け、勝ち点56の3位。町田は同52。柏は広島と0-0で引き分けて同56、得失点差で4位に後退した。広島は同52。川崎は湘南を下し、FC東京は福岡を退けて今季初の3連勝。G大阪は横浜Mに快勝した。清水-浦和、岡山-横浜FC、新潟-名古屋は0-0で引き分けた。

 役者がそろって大爆発だ。FW大迫、宮代にMFエリキ。17日のアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)、上海海港戦でゴールを奪った前線の3人がリーグでも大暴れ。リーグ7戦ぶりの複数得点、今季最多に並ぶ4得点と、攻撃陣が目を覚ました。

 大迫が完全に復調した。前半10分。DF永戸のグラウンダーのクロスを相手GKがつかみ損ねると、こぼれ球を狙って先制弾を奪った。リーグ戦では5月の横浜M戦以来15戦ぶりと、久々の一発。「残り試合は勝つしかないので、いい時間に決められて良かった」とエースの仕事を果たした。

 同38分には宮代が圧巻の個人技を見せた。大迫、MF井出からダイレクトにパスを受けると、ゴール前のドリブルで相手DFを2枚かわし、右足でネットを揺らした。後半22分にもダメ押しの追加点を奪った。

 宮代はこれで、2年連続でリーグ2桁となる11得点。「自分がもっとゴールを取らないと、チームも勝てないと思う」と自覚を込める。勝ち点4差の首位・鹿島を追走して2位浮上。攻守に首位奪還の条件は整いつつある。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス