元コロンビア代表FW レアルから引き抜き話があった 手渡された契約書替わりの紙ナプキン
元コロンビア代表FWラダメル・ファルカオ(現所属チームなし)が、キャリアのピーク時にレアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長から直々に引き抜き工作を受けていたという。元チームメートのマリオ・スアレスとのポッドキャストでのインタビューで明かした。
ファルカオにとって忘れられない場面があったのはアトレチコ・マドリードでヨーロッパリーグとUEFAスーパーカップを制し、個人としてもリーグ得点ランキングやバロンドールで上位に食い込んでいた2012年ごろのこと。同席したイベントで顔を合わせたペレス会長から契約書替わりの紙ナプキンを手渡されたという。
もっともこの場にはアトレチコの広報担当など複数のクラブ職員が同席しており「(紙ナプキンを)手に取り隠しておくようにって言われたが、自分のそばにはアトレティの人たちがたくさんいたからすごく居心地が悪かった。当時、自分はアトレティとともに存在意義を感じていたし、人々が僕のことを自分たちの中のひとりって見てくれていたから」と話している。
なお、ペレス会長と紙ナプキンについては2000年当時のフランス代表MFジネディーヌ・ジダンが加入した際にも使われたとされる。もっともレアル・マドリードはウェールズ代表のFWガレス・ベイルを獲得したことでファルカオのレアル加入は実現されなかったという。




