神戸 柏との上位対決も痛み分けスコアレスドロー 混戦上位争いも順位に変動なし

 柏とドローに終わり、ガックリと肩を落とす大迫勇也ら神戸イレブン(撮影・坂部計介)
 前半、負傷し担架で運ばれる神戸・汰木康也(撮影・坂部計介)
 柏とドローに終わり、ガックリ肩を落とす大迫勇也(右端)、武藤嘉紀(左端)ら神戸イレブン(撮影・坂部計介)
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 「明治安田J1、神戸0-0柏」(12日、ノエビアスタジアム神戸)

 リーグ3位の神戸は同2位の柏をホームで迎え撃ったが、両クラブともにゴールを奪えずスコアレスのドロー。シーズン終盤の優勝争いを占う上位の直接対決だったが、互いに勝ち点1の積み上げにとどまる痛み分けとなった。

 前半は膠着(こうちゃく)した展開の中で、神戸は決定的なシーンを作り出せなかった。開始直後にFW宮代が中央からドリブルで前進したところで倒され、フリーキックを得たが、直接ゴールを狙ったMF扇原のシュートは枠の上。同5分には宮代が右足で枠内を捉えるも、相手GKの正面だった。

 後半は一転、柏の猛攻が続いた。DFトゥーレルが7日のルヴァン杯・横浜FC戦のレッドカードで出場停止となり、DF永戸も欠場。手薄になった守備陣でDF飯野が先発出場、DF本多がセンターバックで起用されるなど、総力を挙げ襲いかかる相手から自陣のゴールを守った。

 防戦一方の中、後半43分にはゴール前で狙っていたFW大迫へ、途中出場のFWジェアンパトリッキが左からのクロスを挙げたが、わずかにかみ合わなかった。

 他会場で行われる広島-京都、町田-横浜FCも引き分けで終わり、上位大混戦のJ1で金曜日の順位変動はなかった。

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