サッカー日本代表全27選手が練習 久保、アギーレ監督に「『いい選手になったよ』というのは見せられたら」メキシコ戦雪辱期す

 サッカー日本代表は2日、米カリフォルニア州オークランド近郊で全27選手がそろって練習し、久保建英(24)=レアル・ソシエダード、遠藤航(32)=リバプール=らがパス交換などで汗を流した。初日の1日も別メニュー調整だった三笘薫(28)=ブライトン=と、この日から参加した前田大然(27)=セルティック、菅原由勢(25)=ブレーメン=は途中で全体練習を外れた。

 日本は6日(日本時間7日)にオークランドでメキシコと顔を合わせ、9日(同10日)にオハイオ州コロンバスで地元米国と対戦する。

 久保にとってメキシコは因縁の相手だ。4年前の東京五輪は1次リーグで勝ったものの、3位決定戦で敗戦。当時のメンバーが今回のフル代表にもいる。「大事な方の試合で負けたのは、すごく残っている苦い思い出。(相手の)個人個人は覚えていない。チームとしては負けた事実があるので、しっかりできたらいい」と雪辱を期す。

 五輪のメダルを逃し、大粒の悔し涙を流した姿は印象的だった。「1位以外はビリみたいな感覚でずっとやってきた僕が、3位(決定戦)で負けたことで感情を入れてしまうというのはこれから先もないんじゃないかと。自分でも珍しかったと思う」と振り返る。

 現在のメキシコのフル代表を率いるアギーレ監督とは、2021~22年シーズンの終盤にマジョルカ(スペイン)でともに戦った間柄。ただ、残留争いをしていたシーズン途中に就任した同監督の下では出番が限られた。久保は「正直、あまりいい思い出はない。『いい選手になったよ』というのは見せられたらいい」と成長を示すつもりだ。

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