「天皇杯・準々決勝、神戸1(4PK2)1相模原」(27日、レモンガススタジアム平塚)
J3の相模原が昨季の天皇杯王者でJ1連覇中の神戸相手に大善戦。PK戦まで持ち込んだが、ジャイアントキリングの再来まであと一歩届かなかった。
先制は相模原。前半15分、右サイドのFW藤沼が背後に抜け出すと、ペナ外右からゴール前へ折り返しのクロス。これにDF加藤大育が反応し、ボレーシュートがネットに吸い込まれた。だが、王者も反撃。同30分にFW小松の移籍後初先発初ゴールで同点に追いついた。
後半に入り、神戸はFWエリキ、DF山川、FW宮代、MF扇原主力を投入してギアを上げる。それでも相模原は食らいつき、一進一退の攻防が続く。互いにチャンスを生かし切れず。延長前後半でも決着は付かず、PK戦へ突入した。
PK戦では相模原は一人目が失敗。神戸は3連続で成功すると、相模原の4人目が失敗。最後は神戸の4人目パトリッキが決めて、決着が付いた。
今大会では1回戦で水戸、2回戦では磐田とJ2クラブを撃破。勢いは止まらず、3回戦では今年のACLE準優勝のJ1川崎をPK戦の末に破る大番狂わせを起こす。ラウンド16でもJ2秋田に2-1で勝利し、上位カテゴリー相手に快進撃を続けていた。
同杯でJ3の最高成績は、新型コロナウイルスによる変則方式での開催となった2020年度に記録した当時J3秋田のベスト4。相模原は勝利すればタイ記録、通常ルールでは過去最高位だった。