J1柏 暫定首位浮上! プラン通りの逆転劇 MF小西「(相手の)足がほぼ止まっていた。どこかで突破できると思っていた」
「明治安田J1、柏4ー2浦和」(22日、三協フロンテア柏スタジアム)
柏が浦和に4-2で逆転勝ちし、暫定首位に浮上した。0-2の後半にMF瀬川祐輔、FW細谷真大、MF小西雄大がゴール。終盤にはMF久保藤次郎の得点で突き放した。
金曜夜のホームスタジアムが大歓喜に沸いた。前半の2点ビハインドを、後半の4発でひっくり返す逆転勝利。今季を占うような上位決戦を制しての暫定首位浮上に、ロドリゲス監督は「クラブの歴史に残り、多くの方々の記憶に長い間残るであろう、素晴らしい試合になった」と振り返った。
プラン通りの逆転劇だった。2点リードされて後半を迎えるも「不安に思うことが一切なかった」と指揮官。湿度が高く、蒸し暑い中、前半からボールを回し、相手の体力を消耗させていた。すると後半、相手選手の足が止まりサンドバッグ状態に。勝ち越し弾のMF小西も「本当に足がほぼ止まっていた。どこかで突破できると思っていた」としてやったりだ。
5日前のリベンジを期する試合でもあった。勝てば首位浮上だった前節岡山戦では、立ち上がりから後手に回り敗戦。指揮官は試合後に「首位のチャンスをもぎ取ろうという姿が感じられない」と選手にゲキを飛ばした。
負けられない大一番で最高の結果に「チーム全員で勝利できた」と同点弾のFW細谷。14年ぶりのリーグ制覇を目指して、突き進む。





