スタジアム異様な雰囲気も横浜M・大島監督はサポーターに感謝「本当に力になった」 3カ月ぶりの最下位脱出後押し

 「明治安田J1、横浜M3-0名古屋」(20日、日産スタジアム)

 横浜MがJ2いわきから新加入のFW谷村海那(27)などのゴールで名古屋に勝利。2連勝でこの日敗れた新潟、横浜FCを抜いて18位に浮上し、4月20日以来となる最下位脱出を果たした。また、同試合からクラブは5日の一部サポーターによる禁止行為の処置で、横浜Mを応援する横断幕や鳴り物応援が禁止。異様な雰囲気の中で行われた一戦だったが、大島秀夫監督(45)は「本当に力になった」と声援に感謝した。

 試合開始前から横浜Mのゴール裏は、手拍子と声援の応援スタイル。横断幕も張られず、オフィシャル販売のフラッグを振って選手にエールを送った。対照的に名古屋のゴール裏はいつも通りの光景。さまざまな選手や色の横断幕で彩られ、大きな旗が振られる。チャントとともに太鼓の音が鳴り響いていた。

 試合は前半35分に新加入のFW谷村のゴールで先制した横浜Mが、効果的に得点を重ね、3発快勝。サポーターの声援も徐々にボルテージを増し、鳴り物がない状況でもスタジアムは一体となった。大島監督は会場の雰囲気について「もちろん見た感じの違いはありましたけど、その中でもサポーターのみなさんが一体となって大きな声で声援してくれた。本当にこれが力になった。だからそんなに普段と変わることはなかったです」とうなずいた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス