FC東京・長友佑都が2アシストの大活躍で勝利に貢献「気持ちだけですね」 5大会連続W杯目指すベテラン「まだまだ(状態を)上げないと」
「明治安田J1、FC東京3-2浦和」(19日、味の素スタジアム)
FC東京はホームで浦和に逆転勝ち。13位に浮上した。東アジアE-1選手権で主将として日本の連覇に貢献したDF長友佑都(38)が2アシストの活躍。攻守で存在感を示した。
試合後の場内インタビューで長友は「気持ちだけですね。まだまだ(状態を)上げないといけないので、もっと上げてチームに貢献できるように頑張ります」とさらなる活躍を誓った。
韓国で開催されたE-1選手権から帰国し、リーグ戦の初戦。長友は右サイドバックで先発すると、前半6分に左足でゴール前への絶妙クロスで先制アシスト。逆転を許した後半21分にも再び右サイドから同点ゴールをアシストし、スタジアムを湧かせた。その後も、効果的なサイドチェンジやクロスで逆転の機運を高めるとチームは終盤に勝ち越し。最後まで体を張った守備で勝利に貢献した。
38歳ながら衰え知らずだ。新たな刺激を得て、さらに進化している。12日には22年カタールW杯以来の代表のピッチに立ってフル出場。38歳303日での出場は、ラモス瑠偉を上回る歴代3位の年長記録だった。慣れないセンターバックでの出場ながら強度の高い守備で無失点勝利に貢献。「選手として新しい一歩を踏み出せた」と手応えを感じて臨んだ一戦で、早速結果を残して見せた。





