なでしこジャパン 韓国とドロー 前半成宮が先制ゴールも後半押され守勢に プレー強度への適応に課題
「東アジアE-1選手権、女子日本代表1-1女子韓国代表」(13日、水原)
女子の第2戦が行われ、3大会連続5度目の優勝を目指す「なでしこジャパン」こと日本代表は、地元の韓国代表に1-1で引き分け、1勝1分けの勝ち点4となった。韓国は2分けの同2。日本は16日に中国と最終第3戦で対戦する。
日本は前半に成宮唯(30)=INAC神戸=の得点で先制したが、劣勢だった後半の終盤に失点した。世界ランキング7位の日本は、同21位の韓国に通算19勝12分け4敗となった。中国は台湾を4-2で下し、1勝1分けの勝ち点4とした。台湾は2連敗。
プレー強度への適応に課題を残した。大勝した初戦の台湾戦から先発6人を入れ替えたが、主導権を握るチームの狙いは表現できていた。前半35分過ぎ、愛川のクロスを相手守備の裏に抜けて収めた成宮が先制点。ただ、運動量がやや落ちた後半は、韓国の力強さに押されて守勢に回った。ニールセン監督が「国際舞台で何をしないといけないか、この経験から学んでもらえたと思う」と語った通り、今後の糧としたい。





