J1広島が痛恨黒星で5位後退 スキッベ監督は終了直後の円陣でイレブンに激怒「前半の出来に理解できないところがある」

 敗戦直後にイレブンを前に語気を強めるスキッベ監督(中央)=撮影・畠山賢大
 試合中に不満をあらわにするスキッベ監督(撮影・畠山賢大)
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 「明治安田J1、広島1-2名古屋」(28日、エディオンピースウイング広島)

 広島が痛恨の黒星で3位から5位に後退した。名古屋にはシーズン2連敗となり、スキッベ監督は試合直後にピッチで行われた円陣で選手に向かって激怒した。

 試合終了後に会見場へと姿を見せたスキッベ監督は開口一番、「前半の我々のパフォーマンス、出来に関しては理解できないところがあります」とコメント。続けて、「サンフレッチェに来てから、全く逆のサッカーをやったと思っている。本来だったら高い位置からボールを奪いたかったが、バックパスが多い試合になってしまった」と試合を振り返った。

 前半21分にバックパスでの連携ミスで相手FW・マテウスにボールをさらわれて先制点を献上すると、同40分にもGK大迫のパスミスを奪われて、最後はマテウスに2点目を与えた。後半45分にMF新井がミドルシュートを決めるも追い上げ及ばず、リーグ戦3戦ぶりの黒星、本拠地2連敗となってしまった。

 毎試合終了直後にピッチ上で円陣を組んで行われているミーティングでは、スキッベ監督が激しく選手たちに言葉を投げかける場面があった。イレブンは悔しさをかみしめながらサポーターへと頭を下げた。

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