J1町田、2年連続ジャイアントキリング阻止 京産大に先制許し窮地も終盤に2点を奪い逆転勝ち 昨年は筑波大に大波乱の敗戦
「天皇杯・2回戦、町田2-1京産大」(11日、町田GIONスタジアム)
昨年、筑波大に大波乱のジャイアントキリングを食らったJ1町田が京産大に先制を許すも、終盤に2点を奪い意地の逆転勝ち。2年連続ジャイアントキリングを阻止した。
DF昌子がベンチ外など、主力を温存して臨んだ町田。前半を0-0で折り返すと、後半12分に先制を許した。町田はたまらず、同16分に主力のFW西村、相馬を投入。同27分にネットを揺らし同点ゴールかと思われたが直前でファウルの判定で取り消しに。徐々に2年連続ジャイアントキリングの空気が漂ってきた。
だが、同41分FW藤尾のゴールで試合を振り出しに戻す。さらに追加タイムにPKを獲得。これを相馬が落ち着いて決めて勝ち越し、逃げ切った。
町田はJ1首位を走っていた昨年6月、筑波大にPK戦の末敗戦。同試合で4人が負傷したこともあり、試合後には黒田監督が「ケガ人4人出ましたけど、3人に関してはおそらくすべてレイトタックル。こういったことがカードも出ず、ほとんどジャッジされず流されてきた」「批判覚悟で言わせてもらうと、勝った負けたと言うこと以前にけが人を出すことがどれだけサッカーにおいて選手生命を脅かすかどうか含めて、もっときちっと指導してほしい」などと苦言を呈し、大きな話題を呼んでいた。





