「キャプテン」久保、君臨 10番を背負い3点に絡む

 サッカーの2026年W杯北中米3カ国大会アジア最終予選は10日、大阪でC組の最終第10戦が行われ、キャプテンマークを巻いた10番が王様のごとく君臨した。

 24歳の久保が1ゴール2アシスト。代表歴が浅い選手が多い今回の活動で、若手のリーダー役と期待した森保監督から大役を託され「信頼に応えたいのと、負けたらやばいなと思った」。攻撃だけでなく、若手の手本となるような高い守備意識も示してチームをけん引した。

 1-0の前半19分、左CKを短くつないでゴール前へ。クロスはつながらなかったが、密集で球を転がしながら相手をずらし、右足でGKの上へ蹴り込んだ。

 前半終了間際には鎌田にパスを通して、チーム3点目をお膳立て。後半には巧みな浮き球で町野のゴールにつなげる大車輪の働きぶりだった。

 10番以外なら「どうでもいい」と言うほど憧れていた背番号は、いつも背負う堂安(フライブルク)が選外となり、巡ってきた。腕章もエースナンバーも、まだ借り物だが、その重責を担えると示す活躍だった。

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