J1町田の原靖フットボールダイレクター(57)が6日、町田市内で取材に応じ、今夏の補強について言及。10日までの特例の移籍期間は国内選手、夏の期間には代表経験もある海外選手の大型補強の可能性を示唆した。
町田は現在勝ち点25で10位。4月上旬に首位に立ったが、故障者が相次ぎ失速した。原FDは「もう4~5人デプス(厚み)が足りない印象は、ケガ人が出たときによく思いました」と話し、補強するポイントとしては「人数を増やすためにっていうのはあまり考えていない。今後ACLとかが入ってくるので、(現状のスカッドを)上回る選手を獲得しないと、もっとハードになってくる」と高い実力を持つ選手に絞っていることを明かした。
また、今季はクラブW杯開催による特例措置で6月1日~10日まで移籍期間が設けられているが、「6月に動ける選手が『海外から日本に帰ってきたい』、もしくは『海外で(移籍先を)探す』っていう選手がいる。海外に残って。8月30日まで空いているので」と今期間で海外組の獲得が難しいことを説明。「ここ(の時期)を目指そうとしたら国内選手になる」と話した。
そして、海外でプレーする選手の獲得は現実的に7月以降になると説明。すでに欧州で2、3人をリストアップしているとし、「ドイツもそうですし、いろんなところに。現役の代表選手もいます。日本人ではなく海外の選手です」と明かした。若い有望選手は膨大な違約金が発生することもあり、ターゲットは29~31歳だという。昨年は夏に現役日本代表のFW相馬勇紀、DF中山雄太を獲得した背景もあり注目が集まる。
ただ、もともとの選手のモチベーションなど、さまざまな要素を考慮し頭を悩ましているといい「そういう意味でエキサイティングです。違った意味のエキサイティングというか、いろんなことを考えています」と苦い表情を浮かべた。