UEFAカンファレンスリーグ準優勝のベティス、ライバルチームと場外舌戦
28日にあったUEFAカンファレンスリーグ決勝でチェルシー(イングランド)に敗れたベティス(スペイン)が地元セビリアのライバルチーム、セビージャと延長戦-。感情を逆撫でされたことで反撃に転じる事態になった。
ケチのつけ始めは決勝後にセビージャが出したコメント。ソーシャルネットワークの公式アカウントで元所属選手であり現在チェルシーを指揮するエンソ・マレスカについて「監督として初めてとなる欧州タイトルの獲得おめでとう」と、チェルシーを祝福するリツイートをした。これに対し決勝で先制しながら4失点を献上し準優勝に終わったベティスにとっては敗戦の苛立ちを刺激された格好になり「クラブの公式アカウントですることか!」と不快感を示した。
ベティスのアンヘル・アロ会長は腹の虫が収まらなかったのか「(セビージャのメッセージを)見ていない。ただ我々は成長段階にあり来季良い戦いをして行く準備をするが、彼らは我々とは別の戦いをしている。私も彼らが一部に残ったことを祝福する」と返答。ベティスはスペインリーグ6位で来季ヨーロッパリーグに参戦する一方、リーグ終盤でなんとか1部残留を決めたライバルを格下扱いすることで“報復”した。





